夜の歌

時々このまま消えてしまいたいって思うのは僕らは何故だか儚いものに憧れるから

日々は知らずのうちに呼吸をするような感覚で通過していく、

夢を見た。

旅行中で、池の真ん中にある通路にいたら通路がゆっくりとなくなり、外国語でそれではショーの始まりです!というような放送がある。池は綺麗な池ではなく濁っていて足がつかない。カメラ、とりあえず水中にないほうがいいのでは?と咄嗟に思い持ち上げた。意味無いことは歴然できっとこのカメラは壊れるだろうと思う。私泳げないのに器用に浮いている。流石夢だ。都合がいい。
途端現れるワニ。
どうやら水中で観るワニのショーらしい。
大量のワニが泳ぎながら私たちに向かってきてスレスレで避ける。ジャンプする。口を開けながら向かってくる。迫力あるショーだった。
ショーが終わり、どうやらここはイタリアだったらしい。そして家族で旅行に来ていた。何故か弟が10歳くらいだった。
妹に、
「新婚旅行なのに母が行き先決めるし、ついてくるし」
と言われる。妹の新婚旅行なのか?でも新郎は見当たらない。母は父と弟三人で話し私たちのことは気にも止めていない。楽しそうだ。確かに次の行程も知らないので少し不安になる。
ショーの後はワニ料理だったのだがツアーではなかったらしく、客は私たちだけである。英語での注文がなかなかうまくできない。
やわらかいワニのステーキにしようと思うのだが通じない。これほどまでに通じないものかと落胆する。単語で聞いて何となくわかったワニのハムだかステーキだかがはさまっているクロワッサンサンドイッチに決めたところで目が覚めた。



ごちゃごちゃなる夢。